紙袋の印象を大きく左右するのが「ハンドル(持ち手)」です。
同じ紙袋でも、紙紐なのかアクリル紐なのかによって雰囲気はガラリと変わるだけでなく、ハンドルの強度や耐久性、コスト、エコ対応など、素材の選択は実用面にも直結します。
そこでこの記事では紙袋のハンドル素材の種類と特徴、取り付け方法の違い、選び方のポイントまで徹底解説いたしますので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね。
紙袋ハンドルの素材の種類

紙紐
もっとも一般的で環境に優しい素材。
特徴は、以下の通りです。
・コストが安く、大量配布用に最適
・クラフト紙との相性が良く、ナチュラルな印象
・軽量品や展示会の配布袋で定番
ただし、濡れやすさ・強度不足が弱点で、重量物には不向きです。
PP紐(ポリプロピレン紐)
プラスチック由来で、強度と耐水性に優れる素材。
特徴は、以下の通りです。
・食品や重量物を入れる袋に多用
・大量生産が可能で供給が安定
・一方で「チープな見た目」と「環境負荷」が課題
コストパフォーマンスは高く、実用性重視の業界で広く採用されています。
アクリル紐
柔らかい手触りと高級感で人気。
特徴は、以下の通りです。
・豊富なカラー展開でデザイン性◎
・ブランドショップやギフトバッグに多用
・持ちやすく、長時間の使用でも痛くなりにくい
デメリットはコストの高さ。
大量配布には不向きで、小ロット・高単価商品向けに適しています。
その他の素材
ハンドルの素材には他にもさまざまなものがあります。
以下はその一例です。
紐・ハンドルの種類 | 特徴・用途 |
---|---|
コットン(綿)紐・布テープ | エコでナチュラル。アパレルやオーガニック系ブランドに人気。 |
ポリエステル紐(スピンドル紐) | 光沢感と耐久性あり。カラーバリエーションが豊富で幅広い業界に採用。 |
サテンリボン | 華やかさ重視。ギフトやアクセサリー用に最適。 |
ビニールチューブ(塩ビ・PE製) | 耐水性抜群で、商店袋や業務用で活躍。 |
ハッピータック(プラスチックハンドル) | 重量物や雑誌付録用に採用される特殊タイプ。 |
I Love Paper Bagでもさまざまなハンドルがあり、お客様のお好みやデザインに合わせて選ぶことができます。
I Love Paper Bagで選べるハンドルの形は以下の12種類。
・アクリルスピンドル紐
・エクセルフィラメント
・サテンリボン
・グログラン 紐
・アクリル平紐
・ツイストロープ
・ハッピータック
・手穴
・ワックスコード
・紙紐(丸紐)
・紙バンド
・コーンテープ
デザインに合わせた選択ができます。
ハンドルの取り付け方法の種類

穴タイプ(ツインパス/ハトメあり・なし)
袋本体に穴をあけてハンドルを通す方法。
特徴は、以下の通りです。
・補強紙やハトメを付ければ強度が増す
・コスト面で安定し、もっとも一般的な方式
・大量生産や展示会配布に適する
OFJタイプ(On Flat Handle:内側貼り付け式)
袋の内側に直接ハンドルを貼り付ける方式。
特徴は、以下の通りです。
・外観がすっきりしてデザイン性が高い
・高級ブランドショップやギフト用で多用
・ややコストは高めだが、上質な見た目を実現できる
ハンドルの構造比較
強度の比較
紙紐は軽量品向け。
PP紐は日用品や食品。
アクリルや布紐は重量物や高級品に適しています。
見た目の比較
紙紐はナチュラル。
PP紐は実用的。
アクリルやリボンは華やかで高級感があります。
コストの比較
紙紐は安価で大量配布に向き。
アクリルやリボンは単価が高く小ロット向けです。
環境性の比較
紙紐・コットンはエコ志向に。
PPは再利用性が高い。
ビニールは耐久性重視の場面に強いです。
それぞれの特徴とメリット・デメリット

紙紐
メリット
・環境対応に優れ、リサイクルやエコの観点から好まれる
・低コストで大量配布に向く
・印刷適性が高く、ブランドロゴを馴染ませやすい
デメリット
・強度が弱く、重量物には不向き
・水分に弱く、濡れると切れやすい
PP紐(ポリプロピレン紐)
メリット
・高い強度と耐水性で、食品や重量物にも安心
・大量生産が可能で安定供給できる
・コストと実用性のバランスが良い
デメリット
・見た目がややチープで高級感に欠ける
・プラスチック素材のため環境配慮面では不利
アクリル紐
メリット
・柔らかい質感で持ちやすく、高級感がある
・豊富なカラー展開でデザイン性が高い
・ブランドショップやギフトバッグに最適
デメリット
・単価が高く、大量配布には不向き
・ボリュームがあるため保管や輸送コストが増える場合も
その他の素材
コットン紐・布テープ
・メリット:ナチュラル感と環境対応で人気、アパレルブランドに多用
・デメリット:コストが高めで大量配布には不向き
ポリエステル紐(スピンドル紐)
・メリット:耐久性があり、カラー展開も豊富
・デメリット:石油由来素材でエコ面は課題
サテンリボン
・メリット:華やかさ重視でギフト用に最適
・デメリット:強度は弱く、重量物には不適
ビニールチューブ/ハッピータック
・メリット:耐水性・耐久性に優れ、重量物や業務用で活躍
・デメリット:見た目は実用的で高級感には欠ける
ハンドルの選び方のポイント

ブランドイメージとの相性
紙袋のハンドルは、ブランドの世界観を表現する重要な要素です。
高級感を演出したいなら、アクリル紐やサテンリボンが最適。
柔らかい質感と上品な光沢が、ジュエリーやアパレルなどの高価格帯商品を引き立てます。
一方で、紙紐やコットン紐はナチュラルでエコな印象を与えるため、オーガニック商品やカフェなどのサステナブル志向ブランドにぴったりです。
入れる商品の重さ
袋に入れる商品の重量によっても適したハンドルは変わります。
軽量品なら紙紐で十分ですが、食品や雑貨など比較的重さのある商品には、PP紐やビニールチューブが安心です。
強度と耐久性に優れているため、持ち運び時の破損リスクを減らせます。
コストとロット数
ハンドル素材は単価が異なるため、発注ロット数との兼ね合いも重要です。
展示会やイベントなどで大量配布するなら紙紐が現実的で、コストを大きく抑えられます。
逆に、小ロット・高単価商品を扱う場合はアクリルや布紐を選ぶとブランドイメージを高められます。
エコ対応の有無
近年は環境対応も消費者の評価ポイントになっています。
エコを前面に出したいブランドなら、紙紐やコットン紐のような自然素材がベスト。
再利用やリサイクルがしやすく、サステナブルな姿勢をアピールできます。
一方で、PP紐やビニールは長く使える耐久性が強み。実用性を優先する業種では依然として根強いニーズがあります。
よくある質問(FAQ)
Q. 高級ブランド紙袋で一番多いハンドル素材は?
→ アクリル紐やサテンリボン。
高級感と持ちやすさを兼ね備えているため。
Q. エコ対応ならどの素材を選べばいい?
→ 紙紐やコットン紐。
自然素材や再生紙はサステナブルブランドに好まれる。
Q. 耐久性を重視するなら?
→ PP紐やビニールチューブ。
重量物や業務用袋で実績あり。
Q. 小ロット生産に向いている素材は?
→ アクリル紐や布紐。
単価は高いが、多品種少量のオーダーに適する。
まとめ
紙袋のハンドルは、素材と構造の選び方で強度・見た目・コストが大きく変わります。
紙紐は安価でエコ、PP紐は耐久性に優れ、アクリル紐やリボンは高級感を演出できます。
大量配布なら紙紐、重量物ならPP紐、高級感を出したいならアクリルやリボン、といったように目的に応じて最適な素材を選ぶことが大切です。
ブランドイメージと用途に合ったハンドル選びこそが、紙袋を成功に導くポイントといえるでしょう。